源次郎沢(丹沢) 日程:2006年12月3日 |
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入渓地点に着くと、一組先着組があり、こんな時期にとお互いに驚きながら支度をして、 さあ出発。先頭のつくるさんは、手馴れたもので上背も活かしながらすたすたと岩を越え沢を横切り、小さな滝を乗り越えていってしまいます。ともすればどこ を通ったかわからなくなり、滝にいたっては長い手足の手幅、足幅に付いていけず、後ろからななこさんの助言に助けられながらひとつずつ滝をクリアしていき ます。 |
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F4の10メートル大滝はザイルを出してもらいなんとか。つくるさんは12月にもかかわらず、滝の中やす ぐ横を登っていき、そこにザイルをおろしてくれるのです。ガイドブックには初心者はF5は右岸を高巻くのが賢明と書いてあるけれど、ここもつくるさんは滝 の中を直登!そしてザイルを下ろし同じところを登って来いと。しかし、途中までしぶきを浴びながらなんとか登っていったけれど、そこから先はまったく手掛 かり足掛かりがなく、岩はつるつる滑り、どんどん下半身が濡れていくし、0度に近い滝の水で手がこわばり感覚がなくなり、窮まってギブアップ。下まで下ろ してもらい、滝に濡れないルートで再挑戦。なんだ、なんとか登れるルートが別にあるではないですか。でも、おかげさまで多くの経験を。 |
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これを超えると、徐々に水流は弱まり、ついには涸れて、崩れやすい岩場、ザレ場の急登。ここにくるとななこさんが一気にスパート、はあはあ言いながら源 次郎尾根にたどり着きました。やったー!3時間の遡行。尾根近くには雪が残り、長い霜柱が。冬です。 帰りの大倉尾根は遠く相模湾を見下ろし、尾根には夕日を受けた紅葉の木々。なんともいえぬいい気持ちで大倉まで下りました。下りきったところで夕闇が。 後日談:かつてない筋肉痛に苦しみました。水の冷たさが過酷だったようです。でも、また来週行きましょうよといいたくなる気持ちに。楽しい沢でした。 |
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すばるM45山の会 . |