、、池山吊尾根 日程:2006・9/25〜26 晴れのち雨 1日目 晴れ 橋を渡り赤テープをたどってよじ上って県道へ出る。広河原へ向かってトンネル3つくぐりあるき沢橋ま
で約1時間。2つめのトンネルが予想外に長くこわかった。 |
、 |
そろそろ飽きたころ広い尾根の平坦地となり、だてかんば林が増えてき
た。 苦しかった登りであえいでいた呼吸がととのったころにぽっかりと明るくなり向こう側に赤い屋根がみえた。池には水はなく美しい緑のコケと草に覆われていて 中央に少し歩いてみると、ふかふかして気持ちいい。童話にでもでてきそうなたたずまいにふたりとも疲れがふっ飛んだ感じ。水場は野呂川側斜面往復50分、 赤ペンキ印あり。解りずらいので、持ち上げて正解だったかも。無人小屋は広めの前室付き。全開なのでここで焚火ができるな。10人くらいはゆうゆう寝れそ う。きれいに整理されており、薄い掛けふとんと毛布が数枚。 なぜか、カセットコンロが上の棚に発見。使えるかどうかは不明。一斗缶に焚き木の燃えかすと使えそうな木がつっこんである。ラッキー!今宵はとことん楽し もうね。あっちゃん。池山吊り尾根は私たちふたりのものよ〜。鹿の鳴き声をかき消してるね私たちの声。 |
、 |
2日目 曇りのち雨
|
4尾根のマッチ箱もしっかり見える。あそこから懸垂で降りてからあのス
ラブ登ったな。 今にもボルトでもみえてきそうな雰囲気。左側には白根三山、北岳山荘、北岳山頂、肩ノ小屋。右側には甲斐駒ガ岳、仙丈岳、鳳凰三山、早川尾根。奥に八ガ 岳、北アルプスの大キレット、槍ガ岳。感動しながら夢中で写真を撮っていると、大樺沢がすっかりガスで埋まり、八本歯に南からどんどん雲が渡っていく。 40分くらい経っていただろう。 名残惜しいがそろそろ下りに入らなくてはと思っていると、あられが落ちてきた。すぐに雪に変わった。八本歯のコルに着いたころには雨になっていた。ひたす ら下って二又に着く。驚いたことにりっぱなトイレがたっていた。雨ですっかり全身濡れ、沢筋沿いの道をどんどん降りて広河原のバスターミナルに14時30 分に到着。バスは16時。 冷えた体を芦安の公共の温泉『山渓園』で暖まり、甲府駅行バスまで1時間20分あるので、バス停前の食堂に入る。あっちゃんはほうとう、私はカツ丼を注文 する。 往年のクラッシックルートやっぱり歩いてよかったね。便利なルートで入れるようになった北岳だけど、ゆっくり時間をかけて北岳に近づいていくのも、また感 慨深いとふたりで話して雨の甲府をあとにした。 |
、 |
すばるM45山の会 . |