日和田山の岩場 岩トレ/フリークライミング
2007.5.27
メンバー つくる、ななこ

セカンドがフォローで登ってくるのを、上で確保する方法をチェックしようと、日和田山の岩場にいってきた。
少し慣れるまではロープの操作にとんでもない時間がかかり苦笑いしてしまう。まず男岩南面のクラシックなルート。リードで上につくと、ボルトの二つ以上を えらんで、カラビナをセット。カラビナはゲートが岩を向かないように。シュリンゲを一回ひねって(流動分散で)環付きカラビナをかける。メインロープの長 さを調整してインクノットで環付きカラビナからセルフビレイをとる。
セカンドのビレイは、ATCではとてもやりにくいので、エイト環を使うが、(特に女性が、体重の重たい人をビレイする場合)流しやすい欠点があり、専用のビレイ器具(ルベルソ、ATCガイドなど)を使うことが一般的となっていて反省点であった。
滝の途中で「エイト環はどこにつければいいの」と聞かれて即答できなかったことがある。沢では、支点がしっかりしていないので、その場その場に応じてなの だが、説明としてはそういうわけにはいかない。シンプルで安全でいつでも使える方法をひとつだけ覚えるということで、セルフビレイに使っている環付きカラ ビナと並列か直列にもう一つ環付きカラビナをかけて、ビレイ器具をセットするということで確認。初歩的な操作を確認しあいながら、あっという間に時間がす ぎていく。リードとフォローを交代して、南面のフェース4級+とリッジ5級+を2本ずつのぼると、お昼をすぎていた。

昼食をとった後は、クラシックな岩トレはおしまいにして、松ノ木ハングと、女岩のハングで、フリークライミングのルートを登る。

松の木ハング10Aのリード。ハングの右のガバから、ハングの中央のしっかりしたホールドに移り、ひとつ中継してハングの出口のガバをとるが、この中継ホールドがぐらぐらしていてびっくり!ホールドがとれてしまうのは時間の問題。またグレードがかわってしまうのでは?

グループが、占領していたのを空くまで待って、女岩に移る。
うすっかぶりのイメージだったが、岩の下に立ってみるとかなりの傾斜である。ハング左5.10bとハング中央5.10dの2本が歴史的な名ルートである。 左5.10bはガバだけど力が必要、出口で外傾したホールドを押さえ込んで、のぼりきるところまで力を抜けない。中央5.10dはカチだけど指がちぎれそ うに細かい。両方とも短いトップロープの課題なので、ムーブはきびしくてジムでグレードがのぼれても簡単にはこなせないのでした。名ルートであるが、トッ プロープで登ると、すっきり登ったという実感がないのが残念である。

暑くもなく寒くもなく、湿度もなく、クライミングを終えて、薄暗くなっても、ずっと自然のなかにいたくなるような日でした。


日和田山の岩場 岩トレ/フリークライミング
2007.9.15
メンバー つくる、Eさん、ななこ

前 回同様、前半はロープワークと確保。マルチピッチのための、リードとフォローの練習をおこなう。遠藤さんは日和田がはじめてだけど、パンプで育っているの で、クラシックなルートはすいすいである。いつもは、セカンドがフォローするのを確保をする機会があまりないので、これを中心に練習する。

午後から、フリークライミングの、いろんなルートをのぼる。
男岩西面の松ノ木ハング5.10a 核心のホールドのぐらぐらしていたのは、セメントのようなもので固めてあってびっくり。
女岩の移ると、グループが、すでにハング左5.10bにもハング中央5.10dにもロープをはっていて、順番待ちかなと思っていると、「どうぞどうぞ」と使わせてもらった。
裸族の恐そうなお兄さん達であったが、いっしょに交代でのぼってわいわいやっていると、とってもいい人達でした。また、通い慣れた感じのひとりでやってき た人は、ロープであみをはって、ビレイしてくれる誰かを待っていたみたいで、、、あれこれムーブを教えてもらい、おかげで、いい感じでのぼったのでした。



女岩ハング中央 5.10d

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