西丹沢 ミツバ岳〜権現山〜屏風岩山(東尾根)

日程:2007 3/18(日)晴天
形式:縦走(地図読み山行)
メンバー:相川 つくる ななこ(CL)
行程:浅瀬入口(08:15)〜滝壷はし(08:45)〜ミツバ岳(09:45-10:15)〜権現山     (11:00-11:15)〜p849m (11:40)〜二本杉峠(11:50-12:05)〜p951m      (12:40)〜屏風岩山(13:15-13:30)〜東峰(13: 45)〜p651m(14:40)〜林道    (15:00)〜ブナの湯

新松田駅発バス7:20に乗車浅瀬入口で降りる。冬型の気圧配置でしっかり冬晴れ。
風は冷たいがお日さまはお彼岸も近いせいかずいぶんと暖かい。絶好のハイキング日和となった。久しぶりのハイキングなので楽しみだ。残念ながら、まっちゃんは寝坊して脱落の様子。その後ゴメンメール入る。
バス停から世附方面へと進む。左側に丹沢湖を眺めながらトンネル2つくぐって滝壺橋を渡りきってすぐの尾根より取り付く。ちょうど通りがかった車から派手 なオレンジ色のジャケットと帽子のおじさんが、「今日は鉄砲を持った人がたくさん山に入っているので注意して下さい。」とのこと。右に沢筋を見ながら、 しっかりした践み跡を進んで行く。鹿よけの柵が続いているのでさっきの話から鹿の駆除かな。赤い帽子かぶってきて正解のようだ。ピーク700あたりより広 葉樹が広がって真っ青な空がとても美しい。すると相川さんが叫んだ。「向こうの木の先に大きなブルーシートがあるよ!」
こんなとこにえ〜と思いながら探すがなかなか見当たらない。「どこに?」「ほら前方に見えるじゃない」「相川さん、空ですよ。青空!」「え〜あんまり鮮やかな青色だから
ブルーシートに見えちゃった。ははは・・・」それほどきれいな青空だ。

す ると薄黄色の木々があちこちに現れた。背丈以上のミツマタがそこかしこに。そのバックに真っ白なでっかい富士山。ミツバ岳山頂である。さきに到着していた 5人組グループと写真を撮りあう。庭園のような広い山頂で30分ほど休憩後になだらかな尾根を北に向かう。右、左にミツマタの花を眺めながら進む。すると 突然鉄砲の音が5発くらい山々に鳴り響いたので驚いてしまった。

ほ どなく急登にかわり埃っぽい土煙をたてて250メートルくらい登ったところで権現山に到着。2組のベンチとテーブルがある。15人ほどの人がいたが、こち らも長広い山頂なのでゆったりとしている。出発時、つい南東へ延びる大きな尾根に引き込まれていくところであった。北へ延びてる急坂を今度は250メート ルほど下って二本杉峠にでる。計画の段階で峠で13時タイムリミットと考えておりエスケープルートとして細川橋へ下るとしていたが、あまりにもなんの問題 もなく簡単に来てしまったことにちょっと拍子抜けした。りっぱな標識とベンチ、テーブルがあるが、日陰で丹沢湖からの冷たい風が吹き抜けて寒いので早々に 北へ延びる急登な尾根へ取り付く。

な だらかになったころこちらにもみごとなミツマタの木々。ミツバ岳より標高が高いのでまだ白いつぼみだ。さながら梅園のようだ。ちょうど疲れたころに現れる ので気持ちをなごませてくれる。地図によるともうすぐピーク951mあたりのはず。痩せた尾根づたいにどんどん進んできたので注意ポイントの90度右折す る地点をやり過ごしてしまった。それほど間違いのないはっきりしたルートである。だらだらした坂を登りきってほどなく屏風岩山に13時過ぎに到着。休憩 後、磁石で東尾根を確認して東峰へと向かう。その後ピーク965mを過ぎた地点で前方に鹿避け柵に行く手を阻まれる。地図どうりに右と左に尾根が伸びてい るが、問題なく右の尾根を下って行く。屏風岩山までは左に富士山が見えていたが、この時点では背中側となる。西から畦ケ丸、手前にもうひとつの権現山、そ の奥に加入道山、右に翼をひろげたような形の大室山が確認できた。

そ の後はピーク650mをめざして東へ東と進んで行く。悪沢、先に箱根屋沢らしき沢筋を右側にみてとれる。今回の山行目的は沢のつめと下山ルートの偵察が目 的でもあったので、確認できて満足。眼下に中川温泉の集落が見える。時間もたっぷりあるので久しぶりに温泉に浸かって帰るとしよう。植林地帯に変わってし ばらく行くとピーク650mに着く。
予定どうり左のヤセ尾根の急坂を木につかまりながらどんどん下っていく。
最後左に回り込んで林道へ飛び出た。予想以上に践み跡がしっかり付いていたので
簡単な地図読み山行となったが、しっかり地図をみて歩いたので、改めて地図をよみながらの楽しさを再確認できたことはよかったと思う。次は東丹沢あたりをさがしてみよう。

   <記録 ななこ>

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