山域:上越・東黒沢本谷とウツボギ沢右俣 沢登りと登山 日程:2007・8/25〜26 メンバー:労山 野火止山の会 山下(CL)石井、下田、三上、前田
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アプローチ
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25日(土) 東黒沢本谷遡行 12年ぶりに山下さんと沢へ入る。新人のころ沢登りを教わり、たいへんお世話になった。今回野火止山の会のメンバーの方々とリーダーである彼の好意で2人 参加させてもらったが、大人数になってしまったようで恐縮する。ビバーグ地点より到着した白毛門登山口の駐車場には、車が10台近く止まっていた。沢装備 の身支度して7人で東黒沢出合より溯行開始する。ここのところ、2人だけの沢登りばかりだったのでなんだか楽しくてしょうがない。天気も良好、暑いくらい だ。谷川山域の沢は初めてなのでわくわくだ。しばらくするとハナゲの滝となる。ここは水流の左側をひたひたと登る。なんでハナゲなのかこの時は理解できな かったが、翌日下山途中で見えたが確かに途中2条の流れになっていたので、見方によってはそうなのかも。この上、白毛門沢出合を通過する時に3人パーティ が白毛門沢を溯行しているのがみえた。 |
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ナ メ状の滝や、4mくらいの滝を越えるとゴルジュが現れ、その後3,4mほどの複数滝の右岸、左岸と順調にこえていく。支沢が滝と合流してひとつの滝になっ ていたりして感動ものだ。さらに進むと幅10mくらいの傾斜の緩い滝をなんなく登っていくと2俣となる。左へ進んでブナ林をながめながら6m,8mの滝を フリクションを効かせて溯行。8m2段の滝の左側を登って越えると、目の前に延々と続く大ナメが出現。これが東黒沢の名物なのだろう。300mはあっただ ろうか。写真撮影もすっかり忘れてしまいナメ床に自分が吸い込まれていく感動ものである。途中左岸から二俣が出合い、またナメで続く。20m2段の美しい ナメ滝をこえてしばらくして3番目の2俣を右の水量の方が多いがここは左に進む。樹林の中で光を浴びて沢がキラキラと輝いて美しい。 |
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そ して、倒木が途中まである3mの滝でちょっとしたアクシデントが唐突に発生した。メンバーのひとりが左足を倒木にかけ登ろうとした時滑ってしまい、あいに く幹にろっ骨あたりをぶつけてしまったらしい。用心をとってしばらく休憩をとることにする。歩きに問題はないということで溯行続行となる。少しペースダウ ンしてのんびりと進んでその先、また二俣に出会う。ここは右へ入る。 |
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小 滝をいくつかこえて、だんだん流れが細くなってきた。先に2人パーティが休憩中。ナルミズ沢の川原でビバーグ予定らしい。彼等が出発した後、私たちも休憩 をとる。その後本流を忠実に辿っていく。後ろから単独の男性が追いついてきた。日帰りでウツボギ沢を登り、稜線へ出る予定らしい。古傷の膝が心配だとしき りに言いながら先へ進んでいった。上流部は樹林、沢筋が多くうっそうとした感じであるが、源頭部までしっかり水が流れている。最後と思われるあたりで水補 給して進んで行くと背丈をこえる笹と樹林に覆われたウツボギ沢の枝沢と思われる鞍部に出る。途中に2mくらいの滝がいくつかかかっていたが問題なく下って 行く。オオカメノキが赤い実をつけている。トリカブトの花がまっさかりで両岸にいっぱい咲いている。そろそろ下りきったころで明るい川に出る。これがウツ ボギ沢で広河原の、少し上あたりになる。右岸にビバーグやたき火跡がある。上流には良さそうなテン場はなさそうなので、ちょっと流れが近い感はあるが、昨 夜の大雨に見舞われないことを願ってビバーグ地点に決定する。お昼前に着いたので昼寝する人、おしゃべりしたりとそれぞれに過ごす。夜はリーダーお得意の りっぱな焚火を囲む。私の作ったピーマンのおひたしがみなさんに好評でいい気分。睡眠不足ぎみだったので20時過ぎに私はシュラフに潜り込んでしまった が、たっぷり昼寝したメンバー3人さんはしばらく焚火を楽しんでいた様子である。 |
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すばるM45山の会 . |