白毛門 

日 程 2013 年 3月 31日(日)
山域 谷川岳周 辺
形式 日帰り雪山
メ ンバー な なこ(CL) 26 サク つくも 
記録 つくも
行程 白 毛門登山口(駐車場)7:40 〜 1000m看板 8:40 〜 1100m看板 9:10 〜松ノ木沢頭(1484m)11:30 〜 11:45 1580m地点で引き返す 12:00 〜 1100m看板13:30 〜 1000m看板13:50 〜 最後の斜面にて滑落停止訓練を20分程度 〜 登山口(駐車場)15: 00 〜バスで湯檜曽へ



前夜発、できれば土合駅の近くに泊まりたいところだが、 電車の乗り継ぎはとても不便にできているので、水上駅の近くペンション”レインボー”に集合する。
オーナーの亘理さんは、登山にくわしいので、最新の山の状況を聞けるのがありがたい。懸案は天気。予報では前後日とも晴れなのに、当日だけが悪天候なのが 残念。ピストンなので、とりあえず松ノ木沢頭までは絶対に行こうね。それから上は様子をみながらということで計画する。


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登山口までペンションの車で送ってもらう。数日前からと ても暖かい日が続いたので、ずいぶん残雪が少なくなったとのこと。春はもうすぐそこまできている。
ブナの斜面をひとのぼりして尾根に乗ると、ここは南向きなので最初雪はとても少ない。天気もおだやかなので、この調子なら楽勝かなと思って進むが、高度を かせぐにつれて冬山らしくなってくる。


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3月の雪は固くアイゼン歩行はとても快適である。はやい!はやい!と懇願しても、先頭のななこさんはついついぴっちをあげていく。
森林限界が近づき、松ノ木沢頭の手前では傾斜がきびしい雪の斜面になる。
天候もくずれて、ガスで視界がなくなり、風雪で顔がいたい。真冬にもどったかのような感じである。ようやく松ノ木沢頭(1484m)に到着すると標識の ちょうど先端まで雪でうまっていた。

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余裕があったので、もう少しいってみることにする。雪 庇に割れ目が走り、あちらこちらにシュルントがあらわれて緊張する。
大きな岩をトラバースする1580メートルくらいの地点でトレースがシュルントでとだえる。ここから先は今日はだれもすすんでないないようだった。少し 迷って(夏道は右側のトラバースであるが)岩を左側からまいて上にでる。
ここで、アイゼンになれていないサクちゃん、体力の消耗がはげしく、風雪もますますきびしいので、今回の行動はここまでとする。

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かえりは早い。サクちゃんの急な斜面の下りを少し心配していたが、ス キーでなれているのか、(一度だけひやりとしたけど)とても上手に下っていく。なれるためにアイゼン装着のまま下るが、雪が少なくなってからの長い尾根は 足にきます。
最後のブナ林の斜面の上部で、ごく簡単に滑落停止の練習をしたり対風姿勢のチェックをする。

予定の一時間前に下山口に到着。ふたたび天気が回復すると、晴れ間に谷川岳の堅炭尾根のスカイラインがみえてきた。途中湯檜曽の林家旅館に立ち寄ってゆっくり温泉に入ってから帰る。

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