泣坂ノ頭 南尾根(南大菩薩)
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map |
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ロト(柴犬) |
正面に大峰 |
記録 JR猿橋の駅で、ななこさんに磁石の使い方をザッと教わっていると8:28バスが到着。紅葉ベストシーズンですが貸切状態です。大和田バス停からすぐの家 先にいたロト(柴犬)が掛け寄ってきて、笑顔で迎えてくれました。寒くもなく、暑くもない気持ちのよい秋の陽気の中、まずは山道入口目指して9:05歩き 出しました。 |
登山口 |
水無山 |
地図の読み方・登りの足の運び方・呼吸が上がってきたと
きの息の仕方・地形・木の事など、ななこさんに細かく教わりながら、始終おしゃべりに夢中。11:00水無山に到着。 次の目標に向かうため、コンパスで方向確認し、尾根を行きコルを行き地形を確認しながら進みます。途中、草や枝・蜘蛛の糸をかき分けて道なき道を行かねば ならず、読図にシーズンがあるのだと知りました。 |
扇山 百蔵山をみる |
西沢ノ頭 |
11:45西沢ノ頭へ到着。途中も綺麗だったのですが、
ここらの紅葉はグリーンからオレンジ、色が蛍光色のようで土の色・空の色・木の幹の色すべてがパーフェクトでした。初めてみる風景で「ここでもう今日はい
いよ。満足だよ。」と心の中で思いました。 ですがどんどん進みます。 |
大
峰を通過し、12:45泣坂ノ頭へ到着。途中初めて人に会いました。頂上付近で、急に頭がふわっとしたので、「頭がおかしい」と訴えたら「お腹が空いてる
のでは」と。漫画でよくある、お腹がすいてフラフラするコマを思い出し、これかと生まれて初めて実感。疲労と高低差による気圧の変化も影響していたと思い
ます。 12:50温かいお昼をいただいて、速攻元気になりました。 |
大峰 |
泣坂ノ頭 |
13:
30下山開始。地図にない道を行きます。ななこさんに、下る時の足の向きや重心の位置・万が一石を転がしてしまったときかけ声等教わりつつ、ひたすら下り
ます。途中分かれ道出現。偵察に行く人、地図を見る人、それぞれいい動きをしている中、ボーッと突っ立っている私。さっき見た熊の糞を思い出し、なんだか
背後が急に気になり、ドキドキしました。 |
熊の糞 |
分かれ道は右を降りていくと大きな岩だったことが判明。 岩つたいに下ります。 |
岩場は階段状になった右から降りる |
コルで休憩 |
引
き続きひたすら下ると、だんだん土の感じが変わってきてこれが私にはえらい滑ります。もう足の向きも重心の位置もどうでもよくなり、必死に木と石を便りに
下り、で、滑って転ぶ。ぐるんとなって、大地にされるがまま。ななこさんが足をつかんでくれ、ガンジーさんが頭の後ろに回ってくれていました。 この一件ですっかり腰が引け、周りが見えなくなってしまった私の手をつくもさんがとってくれ、一歩ずつ方向を指示して導いてくれました。 |
枯れたスズタケをつかみながら下るが、 |
やがてスズタケもなくなって小雨になり、滑る急斜面 |
遠 くの方に林道が見えてきたところで、もうほとんど木がなくなり、私には滑り台状態。少し雨も降り始めもう本当に嫌。「どこでもドア」と願っていたらロープ が出てきました。これで精神的にかなり楽に。ただ時間はかかっていたようでこれが後でひびきます。ななこさんもつくもさんもガンジーさんも私をフォローす るた め登ったり下りたり右行ったり左行ったり。 |
無事林道に出る(山椒橋) |
16:10林道まで下山。バスの時間がせまっていて、こ
こでガンジーさんがRUN。 運転手さんに羊羹を渡し、少し待っていてくださいと先回りしてくれ、無事バスに乗ることが出来ました。ここでバスに乗れなかったら、みんなの顔が見られな かったです。ビールの泡(喉カラカラでビールジョッキ2杯飲んだ)も見られなかったと思います。 その後温泉に行き、美味しいご飯を食べ家路へ。 ななこさん、つくもさん、ガンジーさんたくさん迷惑をかけてしまったけど、最後笑って終われて良かったです。お疲れ様でした。ありがとうございました。 map |
すばるM45山の会 . |