小草平ノ沢(四十八瀬川 丹沢)

日 程: 2014年10月11日(土)
山域: 小草平ノ 沢(四十八瀬川 丹沢)
形式: 沢登り
メ ンバー: つくも(CL) ゴロー
記録: つくも
集合:
小田急線渋沢駅
行程: 大 倉 〜二俣9:26〜小草平ノ沢入渓10:00〜大滝6m11:30〜大倉尾根登山道堀山の家付近12:30〜大倉14:15(全行程約 時間)


二俣から直接入渓しないで、F1までは堀山への登山道を たどる。
沢とぶつかった所で装備をつける。天気が今ひとつで薄暗く、黒々とした岩の向こう側に難しそうな滝がちらっと見えている。とってもやさしい沢のイメージが 膨らんでいたので一瞬躊躇した。ゴローさんのGPSでチェックしてみるが、やっぱりこれが小草平ノ沢だ。

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二俣から堀山への登山道にはいる
登山道をたどって小草平ノ沢に 向こうにF1(5m)


水の流れに入って滝に近づくと、右壁にはこまかい手がか りがあってなんとかなりそうだ。慎重にロープを出して登る。

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3段12m(4m 3m 5m)
3段12m(4m 3m 5m) 左から 3段12m の上から見下ろす

F1をのぼると、すぐに3段12m(4m 3m 5m)が待ち構えている。F1とともに4段のようにも見える。岩溝を滑り落ちるようなこの地形は、小粒だけどかっこいいとゴローさん。少し沢になれてきた ので楽しむ余裕が出てきたようだ。一段目はやさしそうなのでフリーで左側をのぼる。2段目も同じく左をフリーでいって、3段目は左から小さくまいていく。

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小滝 1.5m
小滝 1m


さらに小滝を二つこえて一度河原状になり、すぐに白っぽ い4m幅広の滝。
ここは、壁の中央、流水の左をフリーで今度はゴローさんが先に。トップを交代しながら進む。

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4m幅広の滝
4m幅広の滝 3mナメ

その後も3m程度の小滝をフリーでどんどんこえていくの が楽しい。
しかし巻きにくいところも多いので水流のなかに入っていかざるを得ない。今日は水量が多いのかな?この時期なのにびしょぬれになってしまった。夏向きの沢 なのかなと思う。

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ゴルジュ出口 3m3条の滝



小さなゴルジュになり、ゴルジュ出口の3m3条の滝は小 さいながら難しそうにみえたのでロープを出す。しかし流木が絶好の足場になり、ガバが上まであって簡単だった。ロープ出さなくてもよかったね。
 
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4m2条の滝
4m2条の滝
カチッとした左側のフェースをのぼる


さらに、4m2条の滝は、ぱっと見で右の凹角かなと思っ たが、左側のフェースにカチッとした手がかりがあるので簡単に越えていく。

次の3mすだれ状は右からまくように。

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3m上部が樋状の滝
3m上部が樋状の滝
流芯をまたがって


その次の3m上部が樋状の小滝は以外と難しい。ふたたび 流木をリクエストしたくなるが、スタンスがなくて流芯をまたがってのぼった。右から簡単に巻くこともで きる。

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3mチョックストーンの滝
3mチョックストーンの滝
左側を直上し
3mチョックストーンの滝
右にトラバース

3mチョックストーンの滝は、左側を直上し落ち口の高さ で右にトラバースする。ルートの取り方がトリッキーなので、ロープを出した。

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かわいいゴルジュ
石積み堰堤

ふたたび、かわいいゴルジュになり、崩れた石積み堰堤を こえると、核心らしい6m大滝が出てきた。中ほどより少し上に新しいボルトが光っている。ここはロープを出す。

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核心の6m大滝
核心の6m大滝

ボルトまでは簡単、支点を取ると急に気持ちが大きくなる から不思議だ。一段あがって右に抜ける。最後の落ち口もスラブになっていて悪い。ビレーは右上の大きな木からなのだろうが、木にたどり着くのが危 険な感じがするので、左の灌木から。

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さらに小滝がつづく



その上もまだまだ小滝が続くが簡単に越えていく。小粒 だが、たくさんだとおなか一杯という感じ。そこがこの沢の楽しいところだ。

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最後の詰め
大倉尾根登山道に出る


ツメもそれほどのこともなく最後は植林のなか大倉尾根 の登山道にでる。沢の中では誰にも会いませんでしたが、登山道はいつものように大にぎわいです。

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