大谷ヶ丸 南尾根 - 西別尾根(南大菩薩)

日 程: 2014年11月16日(土日)
山域: 南大菩薩
形式: 紅葉満喫の日 帰り読図ハイキング
メ ンバー: ガンジー(初CL)つくも
記録: ガンジー
集合:
JR中央線 笹子駅にて7時33分着
行程: 中 央線 笹子駅7:40〜道証地蔵8:30〜三丈の滝8:50〜分岐点9:10〜すみ沢源流付近1350m9:45〜大谷ヶ丸南尾根P1500付近登山道10: 30〜大谷ヶ丸P1643.8 10:50〜大谷ヶ丸北峰11:00〜西別尾根11:05〜麻生山P1370 12:00〜P1180 13:10〜林道13:30〜天目山温泉14:00
(全行程約6時間半)


■今回の山行は、南大菩薩「大谷ヶ丸」“紅葉満喫の日帰 り読図ハイキング”です!
「雲取山」テント泊縦走チーム(ななこさん、峯さん)と同一週末に「大谷ヶ丸」日帰り山行チーム(つくもさん、ガンジー)で紅葉満喫の読図ハイキング。週 末に二つの山行チームが活動する・・・すばるM45山の会も賑やかになってきました。

今回の「大谷ヶ丸」読図ハイキングは、今年5月17日(土)に行った同一行程(記録アップ済み)を復習兼ねて再チャレンジすることにしました。前回、南尾 根からの富士山の絶景に感動したこともあり、秋バージョンを楽しみにしながら笹子駅7:33予定通り到着です。秋の紅葉シーズン真っ盛りでもあり、笹子駅 では約20名程の登山者が下車。

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トイレ他身支度を済ませ登山口へ向けて出発するも、私達 と同一方向へ向かう登山者は無し。笹子駅を起点とする山は他にも沢山ある中で、「滝子山」「大谷ヶ丸」もお勧めなんですけど・・・・。
国道20号線(甲州街道)を東京方面へ向けて7:40笹子駅を出発。途中、稲村神社や中央自動車道の高架を渡り、滝子山へも繋がる歩きなれた道を進むこと 50分程で登山口の“道証地蔵(みちあかしじぞう)”に8:30到着です。

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滝 の名のつく滝子山にも通じるだけあって、“三丈の滝”や“モチガの滝”を右手に見ながら、霜柱を踏み崩しながらの登山道を40分程進むと分岐点に9:10 到着。“難路 注意”の標識を確認しながら、滝子山方面(右方向)のルートを選択。雪の重みで潰れてしまった小屋を通り過ぎると、今回の読図第一ステップ の「大谷ヶ丸」に向かう直登ルート入口が見えてきます。

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防火帯の直登ルートへ
カラマツ


この直登ルートは幅広い防火帯で、両サイドに“カラマ ツ”が立ち並んでいます。前回の夏の直登時も、登りやすく、また、振り返ると素晴らしい“富士山”を拝ませて戴いたポイントです。
なんと、日頃の行いがいいからでしょうか?(笑) 今回も、紅葉に重なる冠雪の富士山を見せてくれました!
あまりにも素晴らしい景色の為、つくるさんが「富士見の嶺」と名付けています。次回からはそう呼びますね。

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南アルプス

週末に誰か芝刈りに来てるんじゃないかと思ってしまうほ ど、素晴らしく整備された防火帯で、今回は落葉したカラマツのお蔭で、こげ茶色のカーペットの様です。このルートと富士山ビューは裏切りませんね(笑)
2013年度に引き続き、2014年度のガンジーお勧め登山ルートNo1です。是非一度!

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通常の登山道に合流
大谷ヶ丸頂上(南峰)


直登入口から富士山絶景を楽しみながら1時間程防火帯 ルートを登っていくと、大谷ヶ丸に向かう通常の登山道に合流します。大谷ヶ丸頂上(p1643.8m)10:50到着です。
登山ペースも順調で、早く到着したため、ダック隊長記念撮影終了後、いよいよ読図第二ステップの下山ルートへ進むこととしました。
 
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北峰から岩(花崗閃緑岩)の間をジグザグに下る 花崗閃緑岩


<第二ステップ読図ルート>
大谷ヶ丸P1643.8〜大谷ヶ丸北峰〜西別尾根〜麻生山P1370〜P1180〜林道13:30
下山ルートを1/25000の地図で再度確認し、要注意ポイントをつくるさんと再チェック。
間違えそうな別尾根がある場所等もしっかりとチェックしつつ、ルート選択しながら進みます。

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ブナ 麻生山のディーゼル

第一ポイント:大谷ヶ丸登山道から北西へ取りつくルート 選択。コンパスでチェック。
第二ポイント:西方向のp1370への尾根を確認する。コンパスでチェック。
(北方向のp1489や南西方向の別尾根に進まないよう要注意です。)
都度コンパスで方角チェックしながら進むこと1時間程で、p1370に12:00到着。
目印でもある材木切り出し用に使われていた機械残骸を見つけ、ルートに間違いがないことを確認し、お昼休憩としました。
(ガンジーが初CLということもあり、ルート間違い時の修正登り返し時間も考慮し、少しハイペース気味(笑))

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残骸のあるピークから
西別尾根へ


次のピークp1180までは、南西方角〜北西方角〜西方 角〜北へと微妙に進む方角が変わるため、その分岐地点を意識しながら進んで行きます。読図では、等高線の幅、別嶺の派生、コルの場所もチェックしながら、 ワクワクドキドキの読図下山が進みます。

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1220m付近の分岐 この分岐は難しい



p1180からも林道に向け方角確認しながら落ち葉の絨 毯の山道を進み、無事目的地に13;30到着しました、

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1180m付近の尾根は美しい林が続く


今回は、地図上の現在地と思う場所と、実際の地形とを比 べながら進んでいく、読図の面白さを堪能することができました。2度目のルートでありながら、季節が違うと見える景色も違って、新鮮な読図ハイキングとな りました。
いつも登山しながら思いますが、山って、登山ルートじゃなくても、嶺を確実に進むと下山できるんですね(笑)
また、何は無くても“地図とコンパス”です!! 山中で残高の多い預金通帳やカードが何枚ザックから出てきても、何の役にも立ちませんから。(笑)

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1150m付近の分岐。温泉への最短コースということで今回はここから北側の尾根を選択する。
 林道に降りる。はやく温泉でビールが飲みたいね


私(ガンジー)の本当の目的である“温泉(天目山温 泉)”には14:00には到着し、15;00には美味しいビールが本来のルート(喉)を通り抜けていました。早く飲みたくて登山ハイペースだったかも (笑)
お疲れ様でした!!

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