ショチクボノ頭(西丹沢)

日 程: 2014年12月 6日(土)
山域: ショチク ボノ頭(西丹沢)
形式: 読図バリエー ション
メ ンバー: ななこ(CL) つくも ガンジー ゴロー 峯 長谷
記録: 長谷
集合:
小田急新松田駅着07:49乗車 急行小田原行き
行程: 新 松田駅発バス08:10〜西丹沢自然教室バス停9:20〜本棚10:45〜善六ノタワ12:00〜P1119(善六山)12:20〜P1033(ショチクボの頭)13:30〜P849(焼山)14:10〜西沢出合 い〜西丹沢自然教室バス停15:30(全行程約6時間)
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8:10発富士急行のバスで、1時間ほどかけて西丹沢自 然教室へ。
バスの待ち時間に、ななこさんに装備のチェックをしていただきました!
登山のお店にいっても、本当に必要なものがわからないので、教えてもらえてとってもありがたいです。

9:20西丹沢自然教室を出て畔が丸登山道に向かいます。
地図をチェックしますが、わたしの地図は前回の阿夫利山に続いて、歩き出しの大事なところが切れていました。
予習大事です、、反省。

わたしは初丹沢!水がすごいきれいでした。

9: 25最後徒渉をするかもしれないとのことで、降りてくる場所を探しますが、川の水が多くて無理そうとのこと。川を渡らずにすむ降り口を決め、みんなで確 認。2つ目の堰堤を発見し、目印として、大きな沢が左にあること、登山道の標識があること、ピンクのリボンもあることを確認してこの尾根を降りてくること を決めます。

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降りてくる場所を探す
西沢出会いで徒渉するのはたいへんそうなので、
登山道を進んだ2つめの堰堤付近に降りてくることを決める

かるく休憩をとって、西沢の左岸をあがります。途中本棚の滝を見に行くとのこと。沢登りの超難関らしい。

ここで、現在地を確認しようと地図を見るのですが、登山 道をあてにしてしまうと全然わかりません!
登山道はぜんぜん地図どおりじゃないんだな、とまずここで気がつきます。


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10:45本棚到着。正面に見えた滝は水が少なくてちょっとしょぼい。みんなも「これー?水少ないねー」と言ってたのですが、、
崖をまわったところにすごいのがありました!垂直な滝、迫力あります。
ここが超難関の沢、いつかチャレンジするような日がくるのかなーとか、無謀なことを考えつつ、眺めました。

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本棚に立ち寄る



畔が丸の登山道まで戻ってから、標識にそって歩き始めま す。石がごろごろしている涸沢をしばらく歩きます。
いま考えると、登山道が尾根に入ったところが地図でわかるのですが、そのときはぜんぜんわかりませんでした。やっぱりまだ標識と登山道をあてにしすぎで す。

11:20だいぶ登ったあたりに、ベンチがある。軽く5分ほど休憩。このへんかな〜みたいに、あたりをつけたのですが、実は大きくはずれていました。

登山道が畔が丸にむかって大きく西に曲がる場所から、道をはずれて読図で善六山の登頂を目指すのですが、最初はまるでわかりません。

ここかな?と思って入ろうとすると、ななこさんから、ぜんぜん違うとの声。難しい。

途中登山道が大きな沢を渡り、西の別の尾根に入るところで、はっきり自分の現在地がわかります。そこを教えてもらう。さっき休憩したと勘違いしたところ! ほんとにまだまだ修行不足、、うしろの尾根も地図で確認でき、より自分の位置が確かになります。

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登山道
善六ノタワから善六山へむかう


12:00その後、無事に善六山に入る尾根を見つけ、本 格的な読図開始!東に向かってのぼります。個人的に、登山道にふりまわされた感じで、地形を見て歩かなければだめなんだなぁ、と感じました。

取りついたところから、地図で90メートルあがると山頂なのを確認します。何メートルあがるのに、どのくらいかかるのかわたしはさっぱり検討もつきません でしたが、測ると20分かからないくらいでした。

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長くて真っ平らな善六山のピーク
善六山から権現山を見る
善六山山頂

12:20善六山山頂。南に植林、北に自然林。自然林の ほうはぶな。葉が落ちてますが、きれいです。
両側にはしか柵がずっと続きます。ピークは長くて真っ平らです。
教えてもらって北に大室山と、南に権現と畔が丸が見えます。わたしがよく行く秩父とは、なんだか雰囲気がちがうんですね。
お昼をここで20分とる予定でしたが、お湯がなかなかわかないというアクシデントがあり、ちょっと長くなりました。手が激冷えです。このまま手を出してた らまずいなーと考えてるところで、あったかい紅茶をいただきます。この時期、あったかい飲み物は必需品ですね!
 
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12:55お昼が少しずれこみ、ショチクボ目指して出 発。ななこさんとつくもさんが地図をしまってしまいました!!
ここで初めて、本格的にコンパスを使いました。コルにコンパスを合わせて、まずはコルに向かいます。降りている途中で、ショチクボを確認できました。
コルに出たあとは、ショチクボを目で確認できたし、尾根をまっすぐ行くだけなので、コンパスも地図もここで出す必要はないとのこと。なるほど。

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13:30ショチクボノ頭到着。札はありませんでした。
ここも広い。ついついピークの端っこに行ってしまいますが、ピークでコンパスを合わせないと意味がないとのこと。なるほど。

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ショチクボノ頭 ここも広い
ショチクボノ頭
頭の端っこまで進んで

ショチクボからP849m焼山が見えるかと思ったが、見 えません。
すこし降りて、等高線が膨らんでいるところで、焼山に続く尾根を探します。ショチクボからは4つ尾根が出ていて、わたしたちが向かうのは南東にのびる尾 根。錯綜していてなにがなんだか。みんなで相談し合います。すこし降りると、間違いそうな尾根第一候補だった北東の尾根が左手に見えました。
降りてみないとわからないこともあるんですね!

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次の尾根を探す



13:35コンパスで方角を何度も確認し、たぶんこの尾 根で間違いない!と確信して歩き出します。このくらいから雪がちらつきだして、立ち止まると寒い。
地図でわかるとおり、とっても細い尾根でした。ピンクのリボンはあるものの、あまり人が歩いたあとはない?

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ちょっと進みすぎて戻る
とっても細い尾根へ


焼山P849mの直前に、分岐して南にのびる尾根がある が気づかず通りすぎてしまいました。こういうところでしっかりと確認すべき地点とのこと。地形を見る人がいて、先頭に声をかけないといけないのです。チー ムワークですね。

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焼山P849mは杉がいっぱい



14:10焼山着。山頂は杉がいっぱいでした。目指す降 り口の方向には、尾根がふたつあるが、右(東側)の尾根は途中で沢に落ち込むほう、ということが地図で確認できます。そこで、真南に伸びる尾根に乗り、歩いていきま す。

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780m付近
右へ


720m 付近の、尾根が平になっているところで、下降地点のめぼしをつけます。それから登山開始時にみんなで確認した川の徒渉できるかなーと言ったところまで一応 行ってみることになりました。こっちのほうが尾根道で歩きやすかったのですが、やっぱり最後の最後が崖みたいになっています。

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720m付近 下降地点のめぼしをつけます




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登山開始時にみんなで確認した川の徒渉できるかなーと言ったところまで一応 行ってみることにする  やっぱりみんなで引き返す

ドボンしても、男性陣ならいいんじゃない?ということになりそうでしたが、リーダーの判断でやっぱりみんなで引き返します。もう一度、720m付近のたいらになっているところまで戻ります。朝みんなで決めた地点を目指して、急な坂をくだります。

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720m付近まで戻る 少し雪(あられ)が降ってくる


落ち葉と土がふかふかで、すべる!長谷はなかなかふんばれず、ずるずる落ちてしまう。ななこさんとつくるさんが前後にまわってくださり、サポートしてくれました。

軽々と降りるみなさん、ほんとすごい。足さばきのレベルが違います!
大騒ぎしながら降りてしまったので、下の道を降りていたクライマーの方がぽかんとして見ていたそうです。すみません、、

無事に、朝決めた降り口に到着!

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急斜面になってすべる!
無事に、降り口に到着!

15:30西丹沢自然教室着。

最後、清水犬とよばれる黒い犬にも出会い、バスに乗ります。
報告書を書きながら、地図をなんども見直して、いろいろ新しい発見がありました!
何分くらい歩くと地図上ではこのくらいすすむ、という感覚も必要ですね。最後、ななこさんが、今回の読図は権現山をランドマークにするといい、といったことを教わりました。なるほど、、
たいへん奥が深いバリエーションハイクでした!


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