川苔山(奥多摩)
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どうもご無沙汰しております。サクです。 約1年山から離れておりました。昨年秋から少しずつりリハビリを兼ねた山行を繰返し、 本年度3度目の山行です。 どうしても雪のある川苔山に行きたかったんです。 いくらリハビリをしていたとしても、無雪期と雪期では大違いなのは重々承知。 だからこそいつも以上に下調べと計画を立てたつもりでした。 でも予定は未定。 雪は怖い。 怖さあっての山行。山は死ぬところではありません。帰ってきて温泉入るなり、ビール呑むなりが山。 今回のパートナーは峰不二子。ふたり揃ってズージャコンビです。 歩きながら音楽の話が4割?山の話が2割?生きるとは?が2割?10割満たないですね〜。 川乗山はアプローチのバリエーションが豊富でしかもそれぞれ魅力的だし、景色も素晴らしい。 雪山復活には自分なりには相応しいかなと思って、不二子に相談したら「いいじゃない、ルパン。行こう!」と。 |
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ほぼ満杯状態のバスは川乗橋で20名程が下車。他の方たちは日原?こちらもいいですね。 川乗山は2度目。でも夏場で4年前?しかも全く記憶がありません。 普段参道入口である細倉橋まではつまらない道。アスファルトでの足慣らし。 (写真の通り)山道が崩壊しているためにきちんと迂回路を設けてくれています。さすが奥多摩は人の手が掛かってる。 |
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山道本線に入る際にアイゼン装着。今シーズン初の12本爪です。何事もトレーニング。履きたかったし(笑) |
山の静寂、小川の流れ、そして百尋の滝。キタ━(゚∀゚)━!川乗!って感動です。 でも浮かれモードはここまででした。 |
11:45滝を超えてから山頂への分岐ポイント。「まあまあ無理しても仕方ないから巻いていこう」というのが当初の狙い。 結果は大外れ。ただの確認ミスで苦楽の修業コースに踏み込んでしまった。さんざん読図・バリエーションやっててこのザマよ。 |
川乗山頂までに2つの小ピークあり。誰もいないよ。雪フカフカだよ。 小ピークに辿り着くたびに「ひえ〜!もういっちょ!」風は強く寒く鼻水滔々。 川乗山頂前に小休憩しようにも風を遮るものなし・・・・いと悲し。鼻水。 最後の気合でやっと山頂へ。 |
人っ子一人いなかったのに山頂へ到着するや、人がいるじゃないですか〜!涼しげに。 はっは〜やっちまっただよ〜。大反省だよ〜。 山は結果オーライは無い。反省すべき点はきっちりと次回で挽回する。 思ってた以上に雪も深く、急坂のため時間が掛かってしまった。 このままでは当初予定していた本仁田山に行けるかな?と思いながら昼食を摂り、下山シュミレーション。 |
英気を養い、さあ出発。 今回の山行の第2ポイント。船井戸〜大ダワ間の難所。 アイゼンなしならそう難しくはない。ただここはあえて「アイゼン付き」で急坂・岩を下る。 それが二つ目のテーマでした。 思った通り、思った以上に時間が掛かる。 雪・岩・アイゼンと「いつも」より神経を尖らせておく必要があり、精神面でのタフさも要求される。 要求されて嬉しいけど、しんどい。慣れるもんじゃないし、慣れたらおしまい。 大ダワを過ぎ、分岐ポイントのコブタカ山で15時。本仁田へ行くには時間が遅すぎる。 「行こうと思えば行けるけど」というのは「行ったらいけない」ということ。 潔く二人で鳩の巣へのルートに変更し、ヘッドランプなしで下山しようということでリスタート。 前述のとおり川乗山はルートが多彩。だから何度も何度も来ればいい。 山はいつでもそこにいて待ってくれているんだから。 ある程度ゴールが視野に入り下っている時にいつもの悩み。 「いつアイゼン外す?まだ先が分からない。でも邪魔くさい。今でしょ!って言える?」と。 ある意味欲張ってかなり下ったところまでアイゼン付けてるから思うように降れないし、 土と落ち葉がさらに邪魔をしてくれる。 そんなズージャコンビも無事に下山。 下山報告で怒られるかな〜と思いつつお電話。。。 そして帰りは青梅河辺の「梅の湯」で途中下車。湯とチョビっとのお酒で身も心もほぐして帰りましたとさ。 <今回の反省課題> ・判断力を養うためにも、経験を積み重ね、失敗も積み重ねるべし! ・川乗さん、また来るぜい! |
すばるM45山の会 . |