葛葉川本谷(丹沢)

日 程: 2015年7月20日(月)
山域: 葛葉川本 谷(丹沢)
形式: 沢登り
メ ンバー: つ くも(CL) ゴロー
記録: ゴロー
行程: JR秦野駅発7:44バス〜菩提原〜葛葉の泉8:40〜葛葉川本谷遡行 〜三ノ塔尾根登山道〜大倉15:30〜JR渋沢駅


前回のモミソ沢に続き、今回も沢登り。当初 はモロクボ沢-水晶沢に行く予定だったが、西丹沢が前日の記録的大雨の直後で危険な為、初心者向けのやさしい沢、葛葉川本谷に変更となった。
入渓地点の葛葉の泉まで車道を歩いて1時間30分。この時点で暑さに弱いので早くもバテバテ。葛葉の泉にはひっきりなしに水を汲みに来ている方達の姿が見 られ、駐車場には何台かの車が。
先行して沢に入っている人もいる模様。

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前回のモミソ沢に続き、今回も沢登り。当初 はモロクボ沢-水晶沢に行く予定だったが、西丹沢が前日の記録的大雨の直後で危険な為、初心者向けのやさしい沢、葛葉川本谷に変更となった。
入渓地点の葛葉の泉まで車道を歩いて1時間30分。この時点で暑さに弱いので早くもバテバテ。葛葉の泉にはひっきりなしに水を汲みに来ている方達の姿が見 られ、駐車場には何台かの車が。
先行して沢に入っている人もいる模様。

準備をすませて入渓すると、かなり水量が多い。今までで一番多いのではなかろうか。膝上まで水につかりながら、最初の小滝を登る。水流の強さとゴ〜という 水音に少しビビりながら、
慎重に足を進めていく。このあたりも前日は雨がかなり降ったのだろうと推測。

以前、沢は基本的には水に濡れないように登っていくのだと教えられた。全身濡れると低体温症になったりであまり良くないらしい。だが、今回は濡れないよう に登っていくのは無理なようだ。
濡れすぎないように注意を払いながら、水流の中を登っていく。かなり水が冷たく、モタモタして登っていくとあっと言う間に手がかじかんでしまう。つくるさ んは、水流の中をひょいひょいと
登っていくので、あまり濡れて無いように見える。やはり経験の積み重ねと言うのは大きいのか。こちらはホールドや足の置き場に手間取ったりして、もう全身 びしょぬれである。
まさにシャワークライム。しかし夏のこんな暑い日だから、これがかえって気持ちいのだ。まあこれはこれでいいのだと開き直り、テンションを上げていく。

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この沢はロープを出さないでも登れる初心者向けの沢と言うことだったが、水量が多いこの日はそんなに簡単ではなかった。実際、途中板立ノ滝ではロープを出 した。
この沢はホールドもあり、それほど難しくはないのだが、やはり高度がある所は水流の強さもあって、少し慎重に行かないと危ない気がする。慎重に歩みを進め て行く。
しばらく進むとここで林道に真下に出た。橋の上から登山者達の話す声が聞こえたが、あっちはこちらに気づいていないようで声だけが通り過ぎてゆく。
数年前の自分も沢登りの人がいるなんてたぶん気づかないだろうなあと思い、今自分がこうして沢を登っているのが不思議な気分だ。橋を越えてしばらくトイ状 の小滝の連続。
途中で滝を巻く練習をしようということになった。ロープを出し僕がビレイ、つくるさんが左側の斜面を登る。樹木にセルフビレイをとり次に僕が斜面を登る、 樹木間を同じように移動しながら、
最後は懸垂下降で降り、滝を越える練習をした。こういう実践的な訓練は役に立つ。忘れていたこともあったので良い復習になったと思う。

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その後、休息に電池切れ状態になり、ロープを持つのをつくるさんに変わってもらったりしながら、遡行終了。最後はやっとのことで三の塔尾根につめた。

詰めたところで、ハーネスを脱ぎ、靴を換えたりしてながらふと見ると、ソックスが真っ赤か。びっくりしたが、これがなんと人生初のヒル体験。気持ち悪いけ ど、痛くもかゆくもないし、変な気分。
ここでは他にもブヨにも6箇所ぐらいやられたりで、詰めは最低だったが、沢は満喫した。
このあと、大倉におりて、ビールで乾杯。気持ちよく帰路についた。


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