懸垂岩、モミソ沢(丹沢)
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シーズン初めの簡単な練習として、懸垂岩(クライミング)とモミソ沢(沢登り)あわせてのぼる。暑くも寒くもなくてさわやか。絶好のコンディションだ。 |
懸垂岩 |
大倉から林道を1時間歩き、水無川を徒渉して現地(懸垂岩)に到着。すでに大人数のグループがトップロープを張って昇り降りの練習をしている。小さな岩場はすぐにいっぱいなので、私達は、はしっこの右のルートにてテラスまでの短いルートの昇り降りをする。 かつては、ごく簡単な岩場だったと思うが、新しいボルトが打たれ、すこし難しいルートも出来てなかなかの人気の岩場に生まれ変わっている。(後からも2グループやってきて、大にぎわいになってきた。) 雰囲気がよいので、のんびりとクライミングを楽しみたいところだが、難しいルートで頑頑っていると沢を登る元気がなくなってしまいそうな気がしたので、1時間半ほどできりあげてモミソ沢に入る。 |
モミソ沢に入る |
この沢は小さな狭い谷なので暗くなりがちだが、今日は深い谷の底まで日が差し込んで美しい。 |
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沢の前半は、少ないけど水流がある。小滝だからと簡単に考えて雑に進むと、今年最初でなれてないのでスリップして釜にはまってしまう。小滝の出だしは傾斜が急なので結構むずかしい。 |
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8m3段 |
遡行の半ばで、要注意という8m3段の滝があらわれる。下段と中段を簡単に登り、上段の右側にはボルトがあるが難しいとのことなので左をルートに選ぶ。ゴローさんが先頭にフリーで取付く。細かいスタンスを丁寧にひろいながら難なくクリア。 |
V字型のゴルジュ | ゴルジュ |
ゴルジュ |
後
半は水流がなくなり、ちいさな岩溝(ゴルジュ)が延々と続くが、そのサイズがちょうどつっぱってのぼるに絶妙なサイズ。次から次へとゴルジュを進んでいくと、立体的な体の動きが楽しい。知らないうちに夢中になってきた。ここ他にかえがたい面白さがあるのだと思う。 |
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下方を振り返る | ゴルジュにチョックストーン |
そしてあっという間に核心の大滝に到着。ここはロープが必要だ。最初ボルトが見えないな〜と躊躇したが、登っていくと、うなるようにたくさん打ってあるので安心する。 中ほどには細かいスタンスがたくさんあり、落ち口手前の左寄りまで簡単にいけるが、その先が難しくて手がかり足がかりがない。少し右側に移るようにして抜けた。初級の沢だがこの滝のクライミングだけは以外とむずかしい。 |
大滝 | 大滝を登る | 大滝を登る |
ここまであっという間だが、大滝をこえると実質的な遡行はおしまいとなって、あとは谷筋を詰めるだけ。いつものように足下がずるずるとくずれてしんどい。人気の沢のはずだが、あまり歩か れてないように感じた。忠実に沢筋をつめ、谷が南にまわりこんでいくようになると登山道は近い。最後は左の尾根に逃げた。今日この沢を遡行したのはどうやら私達だけだった ようだが、大倉尾根に出るといつもにもまして大にぎわいだった。 |
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つめる | 大倉尾根に出て遡行終了 |
すばるM45山の会 . |