丹沢主脈縦走(丹沢)

日 程: 2015年 9月 5日(土)
山域: 丹沢主脈 (丹沢)
形式: 日帰り縦走
メ ンバー: ななこ(CL)ゴロー つくも
記録: つくも
集合:
橋本駅発 三ケ木行きバス
行程: 橋 本駅北口発バス(6:20)〜三ケ木バス乗換〜平丸バス停(7:30)〜平丸分岐(9:20)〜黍殻山1272m〜姫次(10:42)〜蛭ヶ岳1673m (12:30)〜丹沢山1567m(14:50)〜塔ノ岳1491m(16:00)〜大倉バス停(19:00)(全行程約11時間半)


このところ歩いてないので少し不安があった。「脱落しそ うになったら山小屋に泊まればいいから」とのせられる。日帰りの丹沢主脈はチャレンジだけど、いざとなれば山小屋にということで参加することに。ところが 当日登山口につくと「山小屋は絶対だめだからね」きついお達しが告げられました。やれやれ。

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やはりヒルがいた


橋本から道志方面へのアプローチははじめてなので目にす る街並が新鮮だ。橋本は都会だが次第に郊外風景になり「みかげ」と読むことをはじめて知った三ヶ木のターミナルでバスをのりかえる。そこから人家がほとん どなくなり、バスを下車するあたりではツーリングのバイクばかりが目につく。

平丸でバスを下車すると他に単独の登山者がひとり。私達同様に大倉まで日帰りで抜けるとのこと。ずいぶん気合いが入っている。わずかの時間も惜しむかのよ うだ。私達はこんなんで大丈夫だろうか?北面の登山道を尾根まで2時間一気にあがる。北面なので少し暗い感じがする。ヒルが心配だが、ヤブがきれいに借り 払われてずいぶん手入れが行き届いているので感心する。

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主脈縦走路にでると歩きやすい
表丹沢とは雰囲気が異なる


丹沢主脈の尾根に出ると明るい感じになって歩きやすい。 見慣れた表丹沢とはどこか雰囲気が違うよね。と新鮮だ。
しばらくきれいな森の中を進み、向こうが明るくなってきたと思ったら広場のようなところに出た(姫次)。
ここは高原風でながめも良い。人気の場所らしくて数人が休憩している。ちょうどバスで一緒になり焼山のバス停で降りた登山者が追いついて来て大倉までぬけ るということ。やはり相当に気合いがはいっていて挨拶もそうそうに追い越していきます。

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姫次
姫次のアザミ


姫次から蛭ヶ岳へむかうと本格的な山になる。頂上手前が 木製の長い階段でとても苦しい。長い長い階段に苦しめられてやっとさっとこで蛭が岳に到着。ここからは登山者も多くなり華やかな感じになる。

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蛭ヶ岳直下の階段
蛭が岳直下から姫次方向を振り返る

蛭が岳からの縦走路は両側の展望が良く気持ちがよい。少 しガスがかかって残念だが、一番よいところなので風景に目をうばわれたり花や虫の写真を撮ったり、ゆっくりになってしまう。

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蛭ヶ岳
蛭ヶ岳からの縦走路の下り 稜線の左側が雲に被われる
ごく簡単な岩場

登山道のあちこちに大きなキイチゴが目につくようにな る。だれもとって食べないのかな見事な大きさなので、気になってしょうがない。リーダーがとうとう食べてしまった。あまずっぱくて疲れがとれるような気も する。
 
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キイチゴ



進んで、丹沢山前後の尾根道では草原状に一面白い花が咲 き乱れている。花は地味な感じがするが、一面に咲いているさまが見事なので写真に撮って後で調べるとシロヨメナということだ。

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縦走路のシロヨメナ
シロヨメナ


さらにクワガタムシを発見してゴローさんも大興奮するな ど、時間があっとゆうまにすぎてゆく。

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丹沢山(みやま山荘)
シロヨメナ
クワガタ

塔ノ岳に近づくとふたたび、稜線にシロヨメナの白い花は なくなり、笹に被われるようになった。ガスが濃くなって、幻想的な塔ノ岳に到着する。すでに薄暗い感じだ。

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塔ノ岳
塔ノ岳

後はよく知った大倉尾根を一気に降りるだけと思っている と、実はここからがたいへんだった。
長い縦走路で、疲労が集積するのか?ひざがいたくなってきた。ひざをかばいながら下っていくと、思ったよりも時間がかかってしまう。途中で真っ暗になり、 ヘッデンを使うようになると、ますますゆっくりになる。

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リーダーはこんな夜道が得意なので、ますます元気なご様 子だったが、こちらはひざの具合がよくなくて、遅れがちとなる。途中で木の枝をひろって杖に。最後にリーダーのストックもお借りしてやっとこさで降りる。

大倉に7時到着。ヘッデンのライトをつけたまま、大急ぎでバスに乗り込む。とてもおなかがすいたので、渋沢駅の「箱根そば」に入りました。


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