鶴ヶ鳥屋山 北東尾根 - 北尾根(御坂)

日 程: 2015年11月29日(日)
山域: 鶴ヶ鳥屋 山(御坂)
形式: 読図ハイ キング
メ ンバー: つくも(CL) ななこ
記録: つくも
集合:
JR中央線 笹子駅
行程: 笹 子駅(7:33)〜北東尾根取付き(8:38)〜764m〜鉢巻林道(10:08)〜登山道に合流(10:44) 〜 鶴ヶ鳥屋山(11:05)〜登山道下降点(11:20 - 11:40)〜鉢巻林道(12:03)〜1084m〜p808.0m送電線鉄塔(12:47)〜船橋沢林道(13:11)〜笹子(13:30)(全行程約 6時間)


map


DSCN0994.jpg

国道20号をはなれて笹子川の橋を渡る


笹子駅で下車し北東尾根の取付きまで国道20号を進む。
国道歩きは結構長いのだが、ウォーミングアップになるし緩い下り坂なので思ったよりも快調に進む。
笹子川の向こう側にこれから登る北東尾根の大きな長い尾根が見えてくる。
JRと交差する手前で笹子川にかかる橋を渡る。
ゲートを越え、道路を進み送電線鉄塔を二つやりすごすと右への細い道があり橋を渡って日影沢の対岸へ。少しもどるように進んで尾根の先端から踏み跡に入った。


DSCN1000.jpg DSCN1007.jpg

鉄塔をふたつやりすごす
北東尾根の先端から踏み跡にはいる

国道歩きは長くても尾根に乗るのはとても簡単。尾根に乗れば多少の植林にもかかわらず自然な感じの林だ。雑木林の静けさと国道からの喧噪の対比が不思議な感じがする。
尾根の傾斜はゆったりしているので歩きやすい。えぐれた道型のように見えるところがあったので昔の古い道の跡だろうか?また送電線鉄塔の巡視路になっているので
例の鋳鉄製の階段がところどころに見られる。

送電線鉄塔をひとつこえ、鉢巻林道の手前からミズナラの自然林になり斜めからさしこむ光線がとても美しい。

DSCN1010.jpg DSCN1036.jpg DSCN1039.jpg




林道をこえ、右から北尾根が合わさってくるところを注意しながら、稜線をめざす。
稜線近くにはブナの大木があるので楽しみだ。

DSCN1054.jpg DSCN1056.jpg DSCN1061.jpg




稜線に出て、縦走路を頂上へ向かうと誰もいない静かな頂上だった。富士山の雪は急にふえてきたような気がする。
お昼にはまだ早かったので、すぐに北尾根への降り口に引き返す。
途中の登山道で2人組とすれ違い、降り口で4、5人のグループをみかけるが、静かな稜線だ。
北尾根の降り口に戻り、ぽかぽか陽気のなか、さるのこしかけに座っておべんとうにする。

DSCN1064.jpg DSCN1067.jpg DSCN1075.jpg
登山道に出ると下降点にテープの目印
鶴ヶ鳥屋山
下降点に戻ってさるのこしかけでお弁当にする

12時30分、さきほど登ってきたばかりの北尾根を下る。下降点にはいくつも目印のテープがついているので安心だ。
さきほど登ったばかりだが、幅広の尾根には大量の落ち葉でトレースがないので方向を確認しながら進んでやはりテープが目立つ北東尾根との分岐に到着。
ここからいよいよ未知の尾根の下降。ところがこの先新しくてピンクの目立ったテープがたくさんあり、地図を見る必要がなかった。

鉢巻林道に降りる地点で、右に引き込まれて急な傾斜をおりてしまう。大量の落ち葉がすべりそうで緊張する。林道に降りるところはルートどりを慎重にと反省。窪地状を経由すれば安全だった。

DSCN1081.jpg DSCN1087.jpg DSCN1089.jpg
北東尾根と北尾根の合流点から左へ

急な斜面から鉢巻林道に降りる

鉢巻林道を越えると最後の送電鉄塔まで尾根はわかりやすい。ルートファインディングに問題はないが、期待していた雑木林というよりもどちらかというと植林が多い。伐採したばかりのカラマツの
斜面などがあっていまひとつ自然な感じではなかった。
 
DSCN1099.jpg DSCN1103.jpg
カラマツの植林もみられる
p808.0mの送電線鉄塔


p808.0mの鉄塔まで問題なく進み、地形図の点線ルートに忠実に尾根の先端にすすんで一番左の支尾根へ進む。
尾根は明瞭だが少し進んでみるとあまり歩かれてない様子で送電線の巡視路ではなかった。
ネットの記録では、鉄塔からの下山には巡視路を使うとのことなので、どうしようか?
でも簡単に引き返す気にはなれません。
ただ尾根をこのまま進んでしまうとたぶん沢にぶつかってしまい苦労しそうだ。そこで尾根をはなれて左方向の植林の斜面をさみだれ状に降りることに。
やがて下方に林道のガードレールが見えたのでそれを目印にして降りた。

map

DSCN1108.jpg DSCN1113.jpg
一番左の支尾根
植林の斜面から林道に降りる


chronicle
return
すばるM45山の会
.
subaru M45 alpine club
inserted by FC2 system