大山 - 梅ノ木尾根 - 日向薬師(丹沢)

日 程: 2016年 1月 1日(金)
山域: 大山 - 梅ノ木尾根 - 日向薬師(丹沢)
形式: リベンジ &ご来光ハイ キング
メ ンバー: 佐 藤
記録: 佐藤
行程: 伊 勢原駅(4:00)〜大山ケーブル(4:30)〜大山山頂(6:40)〜雷ノ峰尾根分岐(6:50)〜P893m 〜 P778m(11:16)〜大沢分岐(8:00)〜一ノ沢の頭 〜日向薬師 9時発バス


テレビに見たいものがなく、本も読みたい気分ではなく、
どうしたものかと、考えていた時に浮かんだプランです。

目的のひとつ目は、先週断念した大山登頂と街並み、山並み、
そして海を見下ろす眺望を目にすること。
二つ目は、元旦の大山寺と阿夫利神社の初詣をすること。
三つ目は登り始めをすること。
四つ目は鉈掘りの仏像で有名で大好きな日向薬師に下山すること。
五つ目は元旦にだけ運行する通夜交通を利用すること。

元旦は11時に家族の用事があるので9時半には下山しないとマズイ。
5時から9時半の間で、盛りだくさんの目的を達成するのために、
大晦日は22時に床に入りました。(寝れなかったけど)








ロマンスカーで伊勢原に4時到着。
直通バスで大山ケーブルには予定より少々早く4時半につきました。
ケーブルカーが善男善女の長蛇の列で戦意が喪失しました。
バスが早くついたことで、ケーブルカーに乗車しなくてもご来光に間に合いそう。
ところどころ街灯が照らす暗闇の中を、大山寺・阿夫利神社へ登り始めました。
空には、星がまたたいています。
ご来光はバッチリ望めそうです。

神社までは急ですが、参道になっていて、階段や街灯が整備されています。
若者グループやファミリー、単独者など多くの人が参拝していました。
お寺と神社への参拝が終わったのは5時を少し回っていました。
神社から山頂までは、街灯のない全くの山道です。

ヘッドランプの光が点々と続いています。
おそらく山頂まで続いているのでしょう。
空が白んできました。
時計は6時を回っています。日の出時刻の6時50分までには山頂に行きたいです。
先を急ぎます。

あっつ、転倒です。頭が下になり止まりません。
下にいた人が足をかかえてくれて、やっと止まりました。
頭が下になり起き上がれません。
下にいた別の人が肩をかしてくれて、なんとか起き上がりました。

こんな所で転倒なんて・・・
踏み込めません。ふらつきます。
精神的ダメージが残ります。
なんとか、平常心を保ち山頂を目指します。








どんどん空が明るくなります。
6時40分、山頂に着きました。
すごい人です。足の踏み場もありません。
雑踏を避け、下山路を探します。
人混みで下山路を見つけるのに苦労しました。
山頂を離れると静けさが覆います。
今日、初めての静かな時間。
雷ノ峰尾根分岐そばの見晴しの良いところで、
初日の出、山並み、街並み、そして広い海を眺めることができました。
6時50分でした。

日向薬師への道は、北に延びています。
まばらに中低木が生えた素晴らしいハイキングコースです。
都会のそばにこんな素敵な場所があるなんて。
だから登山はやめられません。

やがて、先週も来た893mピークから鐘ケ岳へ続く枝尾根に入ります。
入山点は先日も利用したので分かっています。
急だけど良い雰囲気の尾根道を下っていきます。
778mピークで、地図を再確認します。
次の大沢分岐で梅ノ木尾根に入ります。8時になっていました。
日向薬師まで3km強、今、9:05のバスに乗るには1時間で降りなければなりません。
小走りに、コースを急ぎます。


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一ノ沢の頭まではやせた尾根が続きますが、よく踏まれていて楽しいコースです。
絵地図にはないけど、使われている登山道です。

ここで、写真を撮っていないことに気付きました。
ご来光を取らなかったことが悔やまれます。
気を取り直し、写真を撮ることを心がけます。



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日向薬師は改修中でした。
改修が終わったら再度行ってみたいです。
日向薬師は改装中の茅葺本堂も良いのですが、風雪に磨かれた参道も素敵です。
もっと、ゆっくり楽しみたかったのですが、バスに乗りたいので先を急ぎました。

そして9:00、予定のバスに滑り込み、登り始めを終えました。

転倒事件は精神的ダメージがありました。
原因を察するに、暗いとバランスが悪くなるようです。
夜、トイレにいう時もふらつきが激しいようです。
暗い時は事故にならぬよう、細心の注意を図りたいです。
 
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