小路沢右岸尾根〜笹子雁ヶ腹摺山北尾根(南大菩薩)

日 程: 2016年11月20日(日)
山域: 笹子雁ヶ 腹摺山周辺(南大菩薩)
形式: 読図ハイ キング
メ ンバー: ななこ(CL)、ざく、すが(ゲスト)、なか
記録: なか
集合:
JR中央線甲斐大和駅8:10
行程: 甲 斐大和駅〜川久保橋〜取り付き〜P1044m〜P1066m〜小路沢ノ頭1290m〜笹子雁ヶ腹摺山1357m〜北尾根分岐〜鉄塔〜林道〜道の駅〜甲斐大 和駅(約6時間半)


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本日は、すばる入会間もない私(なか)の初めての読図山 行、入会希望のゲストのすがさんと楽しみにして参加しました。
朝から晴天と思いきや霧で到着少し遅れたが、全員無事集合し8時20分頃駅を出発。

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川久保橋
巨大な石塔
尾根の取付き

川久保橋を渡り、川沿いに進む。途中巨大な石塔が現れ驚 きつつ快晴のなか気持ち良く歩を進め、間もなく小路沢沿い周辺の尾根の取り付きに到 着。そこでまずコンパスと地形図を使用し、ななこさんから読図の基本レクチャーを受ける。なにぶんビギナーにつき全てが斬新、スリーステップの基本動作か ら周辺の観察までかなりの時間をかけ、丁寧にご指導いただき有難い極みでした。

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熊のふん

知識を詰め込みいよいよ登坂開始。でしたが当然ながら整 備された登山道ではなく、いきなり落ち葉だらけの急坂で足下滑り覚束ない感覚で進む。そのうち身体も慣れ周りを見ると、素晴らしい紅葉だらけで感激でし た。コンパスで確認しつつ尾根沿いをひたすら登り1044mのポイントに到着して小休止。途中に大きな熊のふんに遭遇しこんな所にと少し緊張。
下を見ると甲府盆地辺りが霧の雲海でおおい尽くされ幻想的でした。

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1044mのポイント
甲府盆地辺りが霧の雲海 再び急坂が続く

次の1066mポイントまでは、軽いアップダウンのみで 快適な尾根歩きで一息でしたが、そこを過ぎると再び急登が続き、コンパクトな岩場も現れて3点支持の連続でした。途中でいわかがみの群生(葉だけですが) あり癒されました。

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コンパクトな岩場
いわかがみ



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1290m主稜線(登山道)に到着

地形図とコンパスにらみ、左右の地形とやせ尾根に気を配 りながら進むと、笹子峠に続く1290m主稜線に到着。正面に富士山が雄大に見えました。
 
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富士山 高い鉄塔を通過


尾根の登りが終わり、小休止して笹子雁ヶ腹摺山に向か う。これまでは踏み場の良くない道なき道の連続でしたので、さすがに登山道は楽チンだなと実感。かなり高い鉄塔を通過した辺りからお坊山方面から来たハイ カー達とすれ違う。バッタリ会ったそのなかのグループの1人が驚いたことに、ななこさんが10月に谷川連峰の避難小屋で会った登山者だったことで、偶然に 感激、暫し談笑。また会うかもねとの挨拶を残し進むとすぐに雁ヶ腹摺山頂上に到着。ベンチで昼食し下山に向かう。

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笹子雁ヶ腹摺山頂上

登山道を離れ、下り尾根に入る

本日の主題が読図であることを踏まえ、下山は試しに私 (なか)が先頭でリードすることに。出発して間もなく登山道を離れ、コンパスで方向確認し下り尾根(らしき所)に入る。直ぐに急坂が続きどんどん下るとや や開けた所に出る。ここで、地図読みしたものの良くわからず、鉄塔位置と広く見えたことなどから、左側の尾根を下りかけたところで間違っているとの指摘を 受ける。良く見れば目指す方向の鉄塔は右側に見え、コンパスでも少し右側でした。先入観に惑わされた基本的ミスで大いに反省です。

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そこからは比較的分かりやすく、階段もありよく使われた 形跡ある尾根の感じがしました。途中に70センチ程の円形の石塔もあり、尾根に迷いはなくなったものの、急坂が続き落ち葉が何重にも重なり大変滑りやすく 大いに難儀。

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石塔

そうしたうちに尾根を予定通り下りられたようで無事林道 に到着。道の駅を通って甲斐大和に戻りました。

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無事林道に到着


帰りは当方が一度行きたかった天目山温泉に立ち寄り、独 特の湯とビールで疲れを癒し帰りました。
ななこさん、ざくさん懇切丁寧な読図他のご指導、ありがとうございました。見学のすがさんも満喫し入会することになり、また仲間が増えて楽しみです。

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北尾根を振り返る



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